それぞれ、工作機械、工具、ホルダーメーカーの立場を生かし、合同セミナーを開くなどお客様の
「いい加工」の為、協力体制をとっている3社。今回、EMIDAS金型特集にあたって3社合同座談会が実現。
金型づくりには欠かせない商品を扱う3社に、NCNCオフィスにお集まり頂いた。
NC 三菱マテリアルさんは、金型業界への進出は10年前だとか。
三菱 ええ、正直10年前の金型業界向け商品は弱かったですね。しかしながらコベルコツールとの合併によって工具のバラエティも増え、「金型業界にも参入しなければ新しい工具のマーケットにおいていかれる」と、この分野にも力を入れ始めました。ある分野に特化された工具メーカーもある中で、弊社は粗取〜仕上まで、ハイス工具、超硬ソリッドツール、刃先交換式工具など、タップ以外の工具全般、お客様のニーズによっていろいろご提供させて頂いています。中国金型業界は我々にとって魅力ある市場になってきたと思うのですが、みなさんにも感想をお聞きしたいですね。
NT ツーリングガイド「ブッシュ」で培った研磨技術を生かし、「ツーリングホルダ」を主力に販売している弊社ですが、中国に担当を置いて5年、好調な売行きを受けて、現法設立を決めました。本社が愛知県にある関係で自動車部品関連の商品が多かった弊社も、現在、金型関係のお客様の増加に伴い特殊な商品のラインナップも必要と感じているところです。例えば、500_〜700_あるような大きいホルダー。車のバンパーの金型など大きいものは、加工の位置も遠くなりますから。
大隈 昔は職人技の世界だった金型製作も「プログラム通りに動く工作機械が欲しい」とお客様の強い要望を受け、「機械化は出来ない」と言われながらもほとんどが自動化出来る様になりました。それが日本から中国への金型シフトにも大きく影響したわけですが、ところで自動化といえば、即ち機械の精度が上がるということですよね。機械の精度が良くなればホルダー、工具もそれに見合ったものを使わないといけない。
NT 逆も言えます。工作機械の精度が悪くて、弊社のホルダーでごまかしながら加工されていたお客様がいましたが、ホルダーに負荷がかかるし、結局オークマさんの機械を買われたんです。特殊なホルダーを買う必要がなくなり結果的にトータルコストが安くなったと喜んでいらっしゃいましたよ。
三菱 工具も、精度の良い機械とホルダーを使っていただかないと、充分な性能を発揮できないのです。
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