200社の在中日系企業に作業着を提供してきたサンエス社。まず、涼しさイチオシ商品として紹介頂いたのが「空調服」。作業着の腰あたりに左右2基のファンを搭載。汗の蒸発による気化熱で体を冷やすという人間の生理を活用したもので、作業着と身体の間に風を送り出し、汗を蒸発させる。いわば、お風呂上がりの扇風機と同じ。充電式電池を使用、ファンの重量はわずか350gと軽く、音も静かで確かに涼しい。
だが。「この商品は日本でのみの取り扱いになります。」と高橋氏も残念そう。そもそも価格が1着あたり、高価なので、中国で使うのは難しいかも・・・。
以前、中国で流通している夏の作業着は、綿100%の生地が多かった。綿100%の作業着は汗をすぐに吸い取り、快適さは抜群。難点は初めての選択後の生地の縮み、色落ち。アイロンをかけなければ皺が目立つこと。一方で、この数年、事業の成長に伴って日本からの工場見学者が増えたことにより、「会社の顔」としての作業着を見直す会社が増えているという。「良い生地を使うと服の見た目は全く違ってきます」と高橋氏も語る。
そういった中国事情のなか、見た目もよく涼しいと人気なのは日系メーカー製の生地を使った作業着だ。ポリエステル混率は多いが、綿のよさを生かしながらポリエステルを加えた生地は汗がすぐ乾き、肌触りはサラサラ、見た目もシャッキリ。値段は中国生地に比べれば高くなるが、やはり人気があるという。他に上着としては、ポロシャツやTシャツ類。真夏炎天下の環境での作業、もしくはエアコンの設備がない等の職場では、このような選択になる。
見た目もよく、涼しい作業着が導入されれば取引先との商談も決まり、省エネもでき、スタッフのやる気もアップ!?夏の作業着は今、業績アップへの見落とせないファクターなのである。
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