ワーカーへの思いやりは、 安全で安心できる環境づくり
蘇州加藤精密電子有限公司
総経理 笹子 さん
 工業用テープを使った精密加工を行う蘇州加藤精密電子有限公司は2006年4月に創業。大阪に本社を置く株式会社カトー精工が、天津に続く中国第二の工場として蘇州新区に設立した新工場だ。業務の8割は携帯電話用液晶保護フィルムと電話本体を固定用テープで貼り付けるといった電子機器関連。残り2割は自動車関連で、車のエンブレムなどのテープ加工である。いずれも取引先は大手日系メーカーであり、大部分の製品は輸出される。主力加工品が精密機器であるため、工場の半分はクラス10000のクリーンルームになっている。  
 
       工業用テープを使った精密加工を行う蘇州加藤精密電子有限公司は2006年4月に創業。大阪に本社を置く株式会社カトー精工が、天津に続く中国第二の工場として蘇州新区に設立した新工場だ。業務の8割は携帯電話用液晶保護フィルムと電話本体を固定用テープで貼り付けるといった電子機器関連。残り2割は自動車関連で、車のエンブレムなどのテープ加工である。いずれも取引先は大手日系メーカーであり、大部分の製品は輸出される。主力加工品が精密機器であるため、工場の半分はクラス10000のクリーンルームになっている


 「サンエスさんには管理職のための上着をお願いしました」と笹子総経理。営業のために客先を訪れる幹部のほか、清掃員など外部の目に入る人だけが着る、会社の顔としての制服だ。数量は決して多くはなかったが、サンエス社は意外にも快諾。訪問用なのでパリッとしたものを、という総経理の希望を取り入れ、日系メーカーの上質な生地を使った上着が届いた。大好評につき、続いて夏物も発注したそうだ


 工業用テープの加工は公差0・05ミリを問われる非常に精密な作業だ。テープの素材は軟らかいものから硬いものまで多種多様、さらにテープには糊がついているため、金型で切る作業は経験から培われた技術と感覚の世界だ。テープの加工というものは、仕入れたテープのうち金型で切り抜いたほんの一部しか使えず、本来ロスが生じるものだが、同工場は稼動してまだ1年あまり。日本からの技術者の指導の下、ワーカーたちが懸命に生産しているものの、どうしてもロスが多いのが今の悩みだ。。


 笹子総経理は蘇州にきて1年半。以前は台湾に20年いたので中華圏ビジネスには精通しているが、それでも中国大陸での仕事に戸惑うことも。例えば、日本での納品は抜き取りで検査されるが、人件費が安い中国では毎回、全品検査。検査は日本より厳しいと感じている。


 しかし、そんな厳しい状況のなかでも、総経理は焦らない。「我たちの仕事は若いワーカーたちの視力と手先、そして集中力によって成り立っていますから」と、ワーカーが集中して安全に仕事ができるよう気を配る。通勤に電動自転車を使っているワーカーが多いことを知り、ヘルメットを被ることを義務付け、さらに保険に加入した。ワーカーの健康を気遣い、食堂の食事はできるだけ質の良い材料を使わせる。「現場で見ていれば作業の大変さが分かります」。日系企業らしい安心できる社風に惹かれてやってくるワーカーも多いと聞く。笹子総経理のワーカーへの思いやりが彼らの仕事ぶりに反映され、形になって見えてくる日は近いだろう

 
 
 
 
蘇州加藤精密電子有限公司
お気軽にお電話でお問い合わせください
住所:江蘇省蘇州市新区華楓路253路
TEL:0512-6665-0110
FAX:0512-6665-0220
URL:http://www.kato-seiden.com
 
  TOPページ|会社概要| 配信不要
Copyright©1998-2006 NC Network Co., Ltd. All Rights Reserved.
連絡先: 021- 58369668 FAX:021- 58772909 / 58775605