日中バイリンガル・梱包技術のプロ集団に大事な設備輸送も任せて安心
上海諸星物流有限公司 
副総経理 済喜旬子 さん
 1930年の創業以来、『物流業=サービス業』という考えのもと、時代のニーズにあった付加価値の提供を目指してきた総合物流サービスの諸星グループ。2002年より大連に、2004年より上海に現地法人を立ち上げ、中国へ進出する日系企業の各種物流業務をトータルにサポートしている。製品の特性と形状を考慮した高度な梱包技術を持ち、品質とコスト面で日系企業の多くが問題を抱えている中国国内の物流に力を入れるなど、大手とは違った細やかな対応で差別化を図っている。上海諸星物流有限公司の済喜旬子副総経理にお話を伺った。   
 
      工場の引越しという特集ですが、中国国内で機械の輸送に対応できる日系物流企業は少ないようですね?

済喜氏 中国にある日系物流企業は、国際物流をメインに行っているところが大半です。弊社はそれに加え、お客様と直接接するところ=中国国内物流のニーズにも力を入れて、大手との差別化を図っています。
これまで、中国国内での重量物の輸送は、どこへ依頼しても実際は中国現地の物流会社、というパターンが多く、「機械を運べばゆがむのは当然、後でメンテナンス」というように、荷主様が何もかも段取りしなければうまくいかないということが常識になっていました。先日伺った精密機器メーカーさんは1台数千万円もする日本製の精密機械を世界中に卸していますが、中国各地の納品では日系ではなく、中国系物流企業を使っているそうで、「非常にまれに機械がひっくり返ることもあるが、現状はしょうがない。日系に頼みたくても対応できる会社がなく、予算も合わないだろう」とおっしゃっていました。今後、機械メーカーの中国での競争が激化していけば、輸送も各メーカーのサービスの一部として問われていくと思います。弊社は、運賃だけに留まらないトータルでのコストダウンをご提案しております。



御社に工場の引越しをお願いした場合、どういう手順になりますか?

済喜氏 まずは下見に伺います。そこで「どんな機械があるか」、「各機械には梱包が必要かどうか」、「どんな梱包が望ましいか」、「必要となるトラックとその台数、必要人数、搬入はクレーンかフォークリフトか」などを判断します。その後、お客様とご相談、質問・確認を徹底して行い、その上で実際の輸送になります。引越し当日も天気や輸送通路などのポイントによって調整が欠かせません。そこで、現場には必ず日本語のできるリーダーをつけて、その場で対応できるようにしています



御社の強みはどこですか?

済喜氏 日系物流企業の良さとは、日系のお客様のご要望を認識し、実際に対応できるということだと思います。弊社には副総経理を始め、日中バイリンガルの梱包のプロがおりますので、ご担当者と現場で交流してすぐに動けるのが強みです。梱包は、丈夫に見えても折れたり、割れたりすることがありますので、注意が必要ですが、弊社の梱包サービスはJIS規格に沿ったもので、強度計算と経験に裏付けされた確かな技術によるものです。豊富な経験によって、影響の少ないところは梱包材を極力少なくすることで、コストも抑えています。他に自社でトラックを所有しているのも特徴のひとつで、昇降可能なパワーゲート付き車両などもあり、様々なニーズに対応できます。


 
今後はどんな展開をご計画ですか?

済喜氏 年内には天津、来年は成都、広州にも拠点を作る計画です。中国の協力企業と組んで、お客様の幅広いニーズに応えられるように努力していきたいです。中国の物流企業に協力をお願いする場合にも、準備、進行や管理は弊社が責任を持って行い、「日系のお客様が要求される物流サービス」をご提供していきますので、安心してご相談ください。






 
 
 
 
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