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NC 御社が上海に進出されたきっかけを教えて下さい。
濱矢総経理 中国では2拠点目となります。弊社の顧客が華南地区で生産を始めるということでまずは深センに進出しましたが、その後は華東地域の需要が高まると見込んで2003年に上海にも生産拠点を設けました。世界のほとんどのAV、OA、ゲーム、コンピュータ、通信機器は弊社の顧客です。この工場では、現地からシャフトやゴムなどを調達し、加工組み立てをしております。
NC ずばり御社の現地調達状況はいかがですが?
濱矢総経理 苦労しています。華東地域では精密OA機器に使うシャフトの専門メーカーが少なく、形は同じものができても精度が出せません。また、RoHS基準に対応した部品メーカーが少ないのも悩みです。そこで、我々は部品メーカーを育てていくことにしました。良いものを作り出すためにはメーカーと一心同体になって取り組んでいかなくてはいけないと思い、技術担当自ら部品メーカーに足を運び指導をしています。
NC 御社は特に技術方面では長い歴史と多くの実績をお持ちですね。
濱矢総経理 弊社は精密ゴム方面で優れた開発力を持っています。弊社の顧客のほとんどは大手AV、OA、ゲーム、コンピュータ、通信機器であり、その要求に応えるために開発研究を日々進めています。現在、ビデオカメラのピンチローラー、磁器クラッチは世界の90%のシェアを誇っています。環境方面ではRoHSに対応したサプライヤーの採用やクリーン工場の徹底等を推進し、ここ上海工場も全てのお取引企業様から環境認定を受けています。
NC 最後に今後の目標をお聞かせ下さい。
濱矢総経理 上海工場では現在、加工組み立てのみを行っておりますが、いずれは原材料の加工から一貫した生産体制を整えていきたいと思っております。生産・品質・環境対策すべてにおいて、世界のグループ会社の中でもNO.1を目指したいです。そのために、私は人材教育をとても大切にしています。企業の基本は人であり、人材の教育が企業成長の基本です。中国人は日本人的感覚がないとよく多くの人が言いますが、中国人も日本人にないすばらしい感覚をもっています。全員が気持ちよく仕事ができる環境づくり、人材教育がこの会社を大きな成長に導くと信じています。上海工場では4H(ハイスピード、ハイクオリティー、ハイセールス、ハイプロダクション)を目標に設定し、現在従業員が150名ですが、数年後には数倍の規模になるように愛情と信念を持って努力していきたいと考えています。調達面で言えば、サプライヤー企業もやはり基本は人であるので、サプライヤーを育てていくことは品質の向上、すなわち弊社の成長につながります。
NC ありがとうございました。調達面ではNCNCも御社のお役に立つ情報を提供していきたいと思います!
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