貴社は07年設立したばかりだそうですが、会社設立のきっかけを教えてください。
私は中国西安の出身で、かつて西安理工大学で工学分野の教鞭を執っていましたが、91年に縁あって福井大学に招かれて以来16年間、日本を拠点としてきました。その間、各種電池や充電池を中心に中国や台湾製の製品を日本へ輸入する会社を興しました。昨年、中国ソフトウェア界の著名な人物である友人が運営する北京東方徳思科技有限公司が、上海にも法人を設立することになり、私も出資して新たに立ち上げたのが上海徳以思科技有限公司です。私の日本での経験と日本語を生かし、上海近郊の日系企業様へ製造業向けソフトのご提供を中心に、幅広いサービスを行っていきます。
貴社の主要製品をご紹介ください。
最近買収によって社名がシーメンスPLMソフトウェア社に変わりましたが、業界では世界的に知名度が高い同社のソフトを扱っています。具体的には製造業にお馴染みのCADやCAMをはじめ、シミュレーションのためのCAE、各種エンジニアリング・データを一元的に管理するPDMの4つです。シーメンスPLMソフトウェアの製品は中国及び日本では圧倒的なシェアを占めており、日本ではNEC様、松下電器様、東京エレクトロン様、森精機様、ファナック様、三菱重工様など多くの企業様にお使いいただいております。日本の本社で使われている企業様も多いと思いますが、日本で購入したソフトを中国で使用することは法律上禁じられており、これまでお困りの在中日系企業様もおありだったと思いますが、弊社からのご購入が可能になり、バージョンアップやメンテナンスなどのフォローもご提供できるようになりました。
どんな特長がありますか?
シーメンスPLMソフトウェア社のUGS Velocityシリーズを中心におすすめしておりますが、これは車関係の部品や家電などの製造一般に対応したものです。CAD、CAM、CAE、PDMと大きく4種類ありますが、いずれも製造業に特化したソフトであり、同社で開発されたもので整合性が高い。具体的な特長としては①ウィンドウズに対応②バージョンアップしやすい③誰にでも使いやすいという点があげられます。特にご紹介したいのは、新しく開発され、まだ知名度の低いPDMです。PDMはProducts Data Managementの略称で、CAD、CAM、CAEなど製造に関わるデータを一元管理します。PDMはPLM(Products Lifecycle Management)をあらゆる段階でサポートし、その核となるもので、製品の誕生からリサイクルまでを管理するものです。
PDMの具体的なメリットとは?
まず設計について言えば、通常は製品それぞれのパーツごとに順番に設計を行いますが、PDMを使うことで各パーツの設計を同時に進めることができるようになり、設計全体のスピードがぐっと速まります。さらに製品の企画段階の調査から設計、シミュレーション、製造、リサイクルに至るまであらゆるデータが一括で管理できるようになり、設計者から現場のスタッフまで複数の人が同じデータをオンラインで共有できることで、各部門だけでは見えてこないミスが減るのも大きなメリットです。在中日系企業様におかれましては、データ管理が日中同時にできるという大きなメリットがあることは言うまでもありません。シーメンスPLMソフトウェアのPDMのなかでも特にTeamcenterは、世界10大自動車メーカーのうち9社で採用されているもので、世界的に高い信頼を得ているのがお分かりかと思います。
ミスが減るだけでなく、経費の縮小化にも役立ちそうですね。
実は、同じ内容のソフトでも日本語版がメインである日本での販売価格に比べ、中国の英語・中国語版の販売価格はぐっと安いのです。実際に中国の現場では英語版が広く使われています。さらに弊社がバージョンアップやメンテナンスを担当致しますので、フォロー体制も整っております。ソフトウェアの委託開発や人材教育なども広く行っておりますので、是非一度、お気軽にお問い合わせ下さい。 |