現在は、精密製品の開発、金型の開発から試作品の製作、仕上げ、組立て、ロット生産までを独立して行う。総経理の王興東氏は、『製品の品質は企業の命である』という考えを重視している。同社は品質管理体系iSO9001:2000品質の管理体制を基礎にして、近代的な企業管理制度を確立させ、製品の生産の全過程で品質管理を実施。取引先の期待以上の製品を作りあげている。「お客様に、100%満足していただくことを目指している」と王興東氏は微笑みながらいう。そのために、絶えず研究し、生産設備を導入・更新し、現在は専門の金型の開発設備30台余り、モールディング生産設備を40台余り揃えた。その中にはErgotech Dragon精密射出成形機及び海天精密射出成形機(45T-360T)、日本SATR水平方向サーボマニピュレータ及び台湾製マニピュレータ、三位一体の原料乾燥機(ベルトコンベア付)もあり、すべての設備を稼働することにより自動生産が可能となった。品質部ではHEXAGONの3次元測定機を備え、それを使用して高精度製品と金型の計測を行い、金型部ではAGIE CHARMILLES NC放電加工機、低・高速ワイヤカット、台湾製マシニングセンタ、台湾宇青精密研磨機、NCフライス盤、精密旋盤などの主要設備を揃えている。結果、各取引先に金型の開発からロット生産までの一貫サービスを提供することができ、取引先の特殊な需要をも満たす。専門の設備を持つからこそ良い品質を作り出し、そしてさらに多くの国内外の取引先から厚い信頼を得ているのだ。
現在、まだ33歳の王興東氏は今後の発展に対しても大きな自信を持っている。20代から独立し、上海で生計を立て、他の人より何倍も苦労を経験した王興東氏は、今の成功に対し、「何事も続ける事が大切であり、その継続は必ず結果に結びつく」と信じて疑わない。アイデアが豊富であり、何事にも柔軟に対応できるのは、若いからこそだ。「私は現状に満足せず、常に自発的に新しいものを学び、会社のリーダーとして、自ら手本を示さなければならない。こうすることでわが社は絶えず進歩することができた。これからも同業界で先駆企業としてリードしていきたい」と目を輝かせて語る。
創業以来、高品質、適正価格、確実な納期管理、安心できるサービスを取引先に対する職責としている宏易精密。王興東氏は、「取引先に対してわが社の製品、サービス及び総合的な価値は、『優秀』といわれている外資会社と同等レベルであるとご理解いただきたい。その上弊社の価格は良心的で、かつ競争力を持っている。この他にも、外国語の堪能な人材2名を採用し、それぞれ欧米・日本の取引先に対応。特に日系企業を担当している周は、日本での滞在歴が18年間にも渡り、製造業界の専門通訳の知識を持つため、日本側の細かい要求にも充分対応できる」と自信いっぱいに語った。取引先の要求を100%満足させるのは、かねてより同社の全員の目標である。高品質の製品と良いサービスでさらに市場を開拓し、着実に基礎を固めている宏易精密は、さらに広大な舞台へと展開してゆくだろう。
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