1939年創業、フィルム・コンデンサの専業メーカーとして世界中の製造業に知られる指月電機製作所は、その上海の拠点として2006年5月、指月獅子起(上海)貿易有限公司を設立。同社ではこれまで電力品質が不安定、かつ省エネ化への対応が求められている中国において、回路電流を減らすためのリアクトルや高調波障害対策機器といった電力用・産業用コンデンサを取り扱ってきた。
しかし、電力用・産業用コンデンサ同様に広く知られるのが日本でトップシェアを誇る自動車用コンデンサだ。原子力発電所や新幹線など、万が一にも事故が起きてはならない場所で常に採用されてきた指月のコンデンサは、自動車においてもその高い性能を発揮する。電源インバータからHIDヘッドランプ用、雑音防止用まで、1台の自動車にはさまざまな機能を持つコンデンサが数多く内蔵されているが、車種によってコンデンサは全く異なる形状となるため、それぞれはカスタム対応。上海の指月獅子起でも、日本と同様の製品を提供することができる。
また、中国で活躍する自動車部品や半導体のメーカーに特におすすめしたいのが、日本でも新しい「瞬時電圧低下補償装置V-Backupシリーズ」。雷や自然災害で頻繁に発生する電圧の低下を察知し、電気二重層コンデンサが不足分の電圧を瞬時に補う。それにより、これまでなら電圧不足時にライン上にあった製品は不良品として処理せざるをえなかったが、そのロスを大幅に解消できる優れモノなのだ。
中国の電力事情は、製造業にとって常に頭の痛い問題だ。コンデンサの専門メーカーである指月なら、電力資源の省エネ化はもちろん、電力関係の不安や問題にハードとソフトの両方から力強いサポートを提供してくれるに違いない。
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