金物の総合メーカーであるスガツネが代理店となっている、カナダのキャスター専門メーカー・ダーコ社の重量用キャスターは、1~2トンの超重量を1人で簡単に運ぶことができるという、夢のような商品だ。
ダーコ社のキャスターはあらゆる産業で広く使われているが、特に世界中の自動車産業から圧倒的な支持を得ている。自動車産業では「ラインを1分止めれば2万ドルの損失」が常識だが、ダーコ社の重量用キャスターと人力を効率良く使うことで、ラインを止める危険性を最大限抑えることができるからだ。また、ある調査によれば、欧米の自動車産業は従業員の怪我のために年間約70億ドルもの金額を負担しているが、ダーコ社のキャスターなら1トン以上の超重量物の運搬でも作業者の背中や腰への負担が非常に少ないため、結果的に医療費や各種メンテナンス費を大幅に削減できるのである。
超重量にも耐えられるキャスターの秘密は人間工学設計にある。1トンの荷重カートの始動には30 kgの力が必要だが、ダーコ社のキャスターならわずか7.25 kgで動かすことができる。さらに車輪は精密シールドベアリングを内蔵しており、動きがスムーズ。耐摩耗性、有害薬品に対する耐性もあり、オイルの付いた床でも機能性は変わらない。まさにタフな現場のためのキャスターなのだ。
実際の現場においては、重量物の運搬にはフォークリフトなどで持ち上げ、さらに移動している場合も多いだろう。ダーコ社のキャスターをつけた荷重カートを移動に取り入れることで移送用機械の台数や運転手の数はもちろん、ガソリン代やメンテナンス費などの削減も可能に。そしてなにより、環境に優しい工場・労働環境を作りだすことができる。人間工学が可能にした、意識の高い製造業のための商品なのである。
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